ヨーロッパを旅してみたら。

2018年6月〜2019年4月、ボランティアをしながらヨーロッパを旅しました。

北イタリアの家庭料理をイギリス人から教わってみた。

gourmet north Italy Buon giorno!こんにちは。

もう南…というか島に来てしまってからだいぶ経ちますが、北イタリアに滞在していたときは毎日ホストが美味しいイタリアンを食べさせてくれました。

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ホストの奥さんはイギリス人だったのですが、イタリアに来てから料理をするようになったそう。

定番のイタリア料理から、レストランなどでは食べたことのなかった家庭料理までいろいろ作ってくれたので、そのうちのいくつかをご紹介します。

写真は全然撮っていなかったので、以下の画像は全てwikipediaからお借りしたものです。


チーズたっぷり!ポレンタ (Polenta)

ポレンタ

ポレンタとは?

コーンミールというトウモロコシの粉をお湯と混ぜて加熱しながら練ったものです。

見た目はマッシュポテトのような感じですが、食べるともちもちしています。

冬の料理で、たっぷりのチーズと混ぜて食べるんだそう。

ホストの売っているチーズをポレンタのために買ってくれるお客さんがよくいるそうで、そんなに美味しいのかしら?とホストのお家でも作ってみたんだそう。

私がごちそうになったときは、このチーズたっぷりポレンタにトマトソースをかけていただきました。


イタリア人も蕎麦を食べるとは!ピッツォッケリ (Pizzoccheri)

ピッツォッケリ

ピッツォッケリとは?

蕎麦粉を使ったパスタで、日本蕎麦と同じように蕎麦粉と小麦粉を混ぜて作られているそう。

形は微妙な長さの短冊状で、具材は決まってピッツォッケリにキャベツとポテトとチーズを和えたものでした。

ホストの旦那さんの出身がミラノのさらに北のほうの国境付近だそうで、主にその地域のみで食べられている郷土料理だそう。

なんでいつもこの組み合わせ(キャベツ+ポテト+チーズ)なの?と聞いたら、ピッツォッケリはそういうものだと言われました。

普通のパスタのように味付けのバリエーションはないらしいです(笑)。


見た目とボリュームのギャップが激しい!ニョッキ (Gnocchi)

ニョッキ

ニョッキとは?

ニョッキは上記2品に比べたら日本でも比較的知名度のあるイタリアンだと思います。

茹でたジャガイモと小麦粉を練って、親指サイズくらいの団子状にしてさらに茹でたもの。

もちもち、ねっとりとした食感で、問題なのはそのお腹にたまり具合(笑)。

ホストが2人で食べる分を作ってくれたのですが、レシピの2人前じゃ見た目的にだいぶ少なかったので、倍量にして作ったんだそう。

それを知らずに食べた私たち…食べきれません…。そうなんです。見た目的には普通のパスタなどと同じような量なのに食べてみると…ずっしりきます。

その後サルデーニャでもインスタントのニョッキをよく食べるのですが、いっっつも作りすぎます。

ニョッキを作るときは「これじゃ少なすぎじゃない?」というくらいがちょうどいいですよ。


イタリアの米料理といえば!リゾット (Risotto)

リゾット

リゾットとは?

イタリアの米料理といったらリゾット。これは日本でも有名ですね。

以前スペインのパエリアとの違いを簡単に説明しましたが、

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白米を(炊飯器なしで)炊くよりも、パエリアを炊くよりも、リゾットのほうが簡単で失敗も少ないです。

リゾットは生米と野菜を油(オリーブオイルやバター)で炒めてから、

水分を加えて、焦げないようにときどき底をこそげるようにして、水分がなくなったら足して…というのを米が煮えるまで繰り返すだけです。

最後にチーズを加えればできあがり。

水分をブイヨンで作ればシンプルな(白い)リゾットになりますし、トマトソースにすればトマトリゾットなどいろいろ作れます。

リゾはイタリア語で米のことで、じゃあ「ット」はなに?と聞いたら特に意味はない、とのことでした。


おわりに

イタリアというとまずパスタ!というイメージがありますが、パスタ以外にもコーンミール、蕎麦、ジャガイモ、米とさまざまな料理があります。

また今回紹介したピッツォッケリのように、北イタリアのさらにごく一部の地域でしか食べられていない料理など、イタリアは地域によってそれぞれ伝統料理があるのも特徴的です。

南イタリアにいたときはオリーブオイルと唐辛子が基本食材でした。

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今はサルデーニャ島で、また違ったイタリアンを日々楽しんでいます。