ヨーロッパを旅してみたら。

2018年6月〜2019年4月、ボランティアをしながらヨーロッパを旅しました。

フィレンツェといえば!定番のウフィツィ美術館に無料で入館してきた。

無料開放日ウフィツィ美術館に入館してきた。
Buon giorno!こんにちは。

前回に引き続き、フィレンツェでの観光についてです。

前回の記事(フィレンツェのドゥオモについて)はこちら。

www.yorotabi.com

フィレンツェでもう1ヶ所、外せない観光スポットといえばウフィツィ美術館です。

こちらも以前フィレンツェに訪れた際に一度来たことがあったのですが、ちょうど3月最初の日曜日、無料開放日だったため入館してきました。


ウフィツィ美術館とは?

ウフィツィ美術館展示
ウフィツィ美術館はアルノ川沿いに建つ細長いU字型の建物で、イタリア国内でも有数の美術館です。

メディチ家の歴代の美術品を所蔵しており、イタリアルネサンス絵画が主に展示されています。

また回廊には多数の彫刻が展示されていたり、 ウフィツィ美術館窓からの眺め
窓からはアルノ川とポンテヴェッキオ橋などフィレンツェの街並みを見渡すこともでき、見どころ満載の美術館です。


無料入館できる日はいつ?

無料開放日は毎月第1日曜日。

開館時間は通常通りで、全員に平等に入館のチャンスを与えるため予約はできない、といったようなことが公式サイトには書かれています。

開館時間は8:15〜18:50。月曜日はお休みです。

通常の入場料は24ユーロ(!)です。

無料開放日以外はこちらのサイト(英語)から事前にチケット予約ができます。

英語やイタリア語での予約が面倒な場合はこちらのサイトからの予約でもそれほど高くなさそうです。


無料チケット入手方法と入館方法

ウフィツィ美術館メインエントランス

チケットを発券する

当日、特になにも仕組みを知らないまま昼ごろウフィツィ美術館へ向かうと、美術館前には長蛇の列が。

メインエントランスよりもシニョリーア広場側に整理券の発券機があり、そこから建物に沿うように列ができていました。 整理券配布
発券機のある部屋では係りの人がもうすでに券を発券していて、部屋の前で順番に手渡しされました。

整理券
このときだいたい12時半ごろで、整理券の時間は13:30。

13時半になったらあっち(アルノ川側)に並んでね〜と言われました。


指定された時間に入館する

入館はメインエントランスよりアルノ川側でチケットチェックが行われています。

ウフィツィ美術館入口
指定された時間の10分ほど前に美術館の前に戻ると、もうすでに13:30の表示が。

時間の表示の下には「本日の整理券の発券は終了しました」という表示があり、発券機の方の列もなくなっていました。

12時半にもらったのが13時半からの整理券だったのに、そんなに早くなくなるもの??そのペースならもう朝のうちに配布終了しそうなものですが。謎です。

確実に入館したい場合は朝早くに行くことをおすすめします。


まずは建物の手前で係員さんに整理券をスキャンしてもらい、チケットを受け取ります。

そのあとはまたもや長い行列がメインエントランスから続いており、そこに並ばなくてはなりません。

この列の原因は手荷物検査。

ウフィツィ美術館は(他のイタリアの美術館に行っていないのでわかりませんが)周辺諸国の美術館に比べて検査がかなり厳しいです。

空港の保安検査と同じだと思ってもらえればわかりやすいです。

実際には空港ほどは厳しくありませんが、刃物や細長いもの、液体物も持ち込めません

私は覚えていなかったのですが、友人曰く「8年前に入館した時にまつこ水没収されてたよね(笑)」とのこと(笑)。

もったいないので、ウフィツィ美術館に行く前にペットボトルの水などは買わないようにお気をつけください。


保安検査が終わると、ロッカーやオーディオガイドを借りられるエリアがあり、その先でチケット見せて、やっと入館です。

その後も3階に上がって回廊に入るところと出口でもチケットをスキャンされたので、チケットは失くさないように気をつけてください。


おわりに

今回のフィレンツェ滞在はけっこう行き当たりばったりに行動をしていて、ウフィツィ美術館には昼過ぎに行ったにもかかわらず幸運にも入館することができました。

しかし、1回入ったことあるし…というのと、まさかふつうに入ったら24ユーロもするとはつゆ知らず…。

「これが誰々のなんの絵だ〜」など考えずにさら〜っと見て出てくるという、ちょっともったいないことをしました。

もうちょっと事前に調べておくか、せめてオーディオガイドを借りればよかったなと思います。