Olá!こんにちは。
ポルトガルのお菓子といったらパステル・デ・ナタ!!
エッグタルトのことです。
ポルトガルには卵菓子が多く、卵料理好きで好きなスイーツがプリンな私は幸せです❤️
というわけでポルトガルでは1日1スイーツ、主にエッグタルトをいろいろなお店で買って食べてみました。
ポルトガルでパステル・デ・ナタ(エッグタルト)を食べるには
パステル・デ・ナタのパステル(pastel)はケーキの意味で、複数形だとパスティス(pastéis)になります。
そしてケーキ屋さん(日本のような生ケーキより焼き菓子、揚げ菓子が多い)をパステラリア(Pastelaria)といい、このパステラリアに行けば基本どこでもパステル・デ・ナタは売っています。
どのお店もだいたい1個1ユーロくらい。
6個入りで割引、というようなお店もよく見かけます。
ちなみにスーパーでは6個2ユーロくらいで売っていました。
6店舗のパステル・デ・ナタを食べ比べ
ポルトガル滞在中ほぼ毎日、毎回違うお店でパステル・デ・ナタを買って食べてみました。
訪れたお店は全部で6店舗、どこもパステル・デ・ナタが売っている!と一目でわかるようなお店ばかりを選んだので、どのお店も見つけやすいと思います。
①Piriquita Ⅱ
ポルトガルに着いて最初に食べたのがここのお店です。
シントラのシントラ宮殿の近くにあり、シントラ名物のケイジャーダで有名なお店です。
こちらはケイジャーダ、パステル・デ・ナタだけでなく、伊達巻にしか見えないスイーツや、オレンジゼリーにしか見えない卵菓子などいろいろなお菓子が売っています。
観光客で賑わっており、入口にある番号札をとって順番に注文をするようになっていました。
パステル・デ・ナタの味は良くも悪くもごく普通のエッグタルト、という感じで、最初にこれを食べたのはちょうど基準になってよかったかもしれません。
強いて言えばあまり油っぽくなく、さっぱりと食べられました。
②Fábrica da Nata
私はリスボンの店舗で買って食べましたが、ポルトにも同じチェーンのお店がありました。
リスボンもポルトも歩行者天国のメインストリート沿いにあり、店頭で焼いているところが見られるので観光客に人気のようです。
でっかい食品サンプルが飾られていたり、内装もアズレージョ風だったりと明らかに観光客向け、写真撮影向けな感じのお店です。
肝心のお味はというと…甘い。私が食べたパステル・デ・ナタの中でダントツで甘かったです。
そして上顎にひっつく感じ?固形のカレールーで作ったカレーを食べたときに脂が上顎にくっついてざらざらする感じって言ったらわかりますか?
あれと同じ現象がおきて、後味がちょっと…な感じでした。
③Nata De Lisboa
②のお店のリスボン店と同じ通り(アウグスタ通り)にあったお店です。
このお店はパステラリアというよりはパステル・デ・ナタ専門店のようで、お店の外観がとても可愛くて、ふらっと入ってしまいました。
後述するNata Lisboaと名前はそっくりですが、こちらはチェーンではなく、今のところリスボンにしかないようです。
生地は薄くてパリッパリで、中はとろーり流れ出てきそうなくらいで、めちゃくちゃ美味しかったです。
生地が薄いこともあって何個でも食べられてしまいそうな感じでした。
中身がトロトロなので食べ歩きをするのは一番大変だったかもしれません(笑)。
④Visconde Pastelaria
こちらはコインブラのお店です。
ツアー客なども利用する人気のBriosaというお店で買おうと思ったのですが、夕方に行ったら売り切れでした。
そこで同じメインストリートの反対端、サンタ・クルス修道院のすぐそばのパステラリアで買いました。
生地にけっこう塩気があり、甘さ控えめですが美味しく感じられました。
甘いものが苦手な人でもペロッと食べられそうな感じです。
生地はまあまあボリュームがあり普通にパイのようなサクサク系でした。
⑤Nata Lisboa
こちらはリスボン、ポルト、コインブラとかなり店舗数が多いのでは、というチェーンのお店です。
同じ都市内でもあちこちにあったりします。
私はポルトのサンタ・カタリナ通り(歩行者天国のカフェやショップが立ち並ぶ通り)にある店舗で食べました。
店員さんに、どこから来たの?と聞かれ、日本と答えると「こんにちは、ありがと、さよなら」と日本語で挨拶してくれました。
[:Nata Lisboaのパステルデナタ]
パステル・デ・ナタは生地がボリューミーでザクザクと歯ごたえがあったのが特徴的です。
結構甘さもあり、お腹にたまる系(笑)でした。
⑥Manteigaria Fábrica de Pastis de Nata
こちらのお店もリスボンとポルト、どちらにもあります。
私はポルトのお店に行きました。
Fábrica da Nataと同じく外からキッチンがお客さんに見えるようになっていて、焼きあがると店員さんが外に出てきてベルを鳴らしていました。
ちょっと時間が経ってから食べたのでとろけ出るほどではありませんでしたがクリームがとっても滑らかクリーミーでした。
生地は薄くてパリパリ系、焼きたてだったらこちらもかなり美味しかったと思います。
一番美味しかったのは…
ダントツでNata De Lisboa!!
まだほんのり温かい出来立てだったこともあり、食べた瞬間美味しすぎて感動しました。
Manteigaria Fábrica de Pastis de Nataも私がすぐに食べなかったのが悪いだけで出来立てだったらNata De Lisboaに負けず劣らず美味しかったのでは?と思います。
どちらも皮が薄くてパリパリ、中はとろっと系なので、私の好みもあるかもしれません。ですがこの2店舗は個人的にイチオシです。
おわりに
これだけたくさんパステル・デ・ナタを食べたのに、まさかの発祥のお店を知らずに行きませんでしたw
ちなみに発祥のお店はPastéis de Belémというジェロニモス修道院近くのお店だそうです。
ジェロニモス修道院行ったのに…。
またこの記事はあくまでも私が食べた感想なので、どこのお店が美味しいかは好みによって変わると思います。
ポルトガル旅行の際は是非みなさんも食べ比べをしてみてください。
パステル・デ・ナタ以外のポルトガルグルメについてはこちらをどうぞ。