ヨーロッパを旅してみたら。

2018年6月〜2019年4月、ボランティアをしながらヨーロッパを旅しました。

ドゥラスからバーリまで。アルバニア-イタリア間のフェリー移動について。

ドゥラス→バーリ by ferry
Buon giorno!ぼんじょーるの!!こんにちは。

約8年半ぶりのイタリアです!!(1ヵ月ほど前に通過したのを除く)


私が生まれて初めてヨーロッパに来たのがその8年半前。イタリア周遊8日間、みたいなツアーでした。

ヨーロッパで初めて来た国、という以外にもイタリアは私にとって思い入れのある国で、また来ることができてとても嬉しいです✨


それでは、そんなイタリアにたどり着くまでの夜行フェリー乗船体験談です。


ナイトフェリーに乗るまで

予約の方法

予約サイトもいろいろあるようですが、個人的に一番使いやすいと思うのはやっぱり

ダイレクトフェリーズ: 世界最大のフェリー予約サイト

です。

私は日本語のサイトがあるのに最近まで気づかなくてずっと英語版を見ていたんですが…(汗)。

フェリー会社のサイトから直接購入する方が安いのかもしれませんが、会社によって毎日は運行していなかったり、何社も比較するのは面倒なので…。
一発で見比べられるダイレクトフェリーを愛用しています。

検索でそのまま出てきたのを予約してしまうと、客室がついておらずデッキスペースで寝ることになってしまうので、詳細予約画面で客室を選びます。

このとき、デッキスペースの料金が安い会社の方が客室を追加しても安い、とは限らないので、いろいろ試して比較してみた方が良いと思います。


ドゥラスのフェリー乗り場への行き方

ドゥラスフェリーターミナルへの入口
鉄道駅のすぐ右側に、歩行者専用入り口があります。

車のエントランスに行ってしまってもおそらく入れないので、必ずこの入口から入りましょう。

身体検査の機械がありましたが、スーツケースを引きずって行ったら脇を通るように言われました。


チケット引き換え

ドゥラスフェリーターミナル
インターネットで予約をすると予約確認書がメールで送られて来るので、それをフェリーターミナルのチケットカウンターに見せに行くとチケットと交換してもらえます。

予約確認書には「遅くとも4時間前までにチェックインするように」と書かれていたのですが、チケットカウンターが開いたのは出航の5時間前で、4時間前の時点でチケットを引き換えに来た人は数えるほどしかいませんでした(笑)。

ほとんどの人が車で乗船するから、ということもありますが、バーリで下船したときは徒歩の人ももっとたくさんいたので、みなさんもっとギリギリに着いたようです。


フェリーに乗船

出航の約3時間前にゲートオープンの案内があり、その時点で待っていた人(20人くらい?)がゲートに並びはじめました。

まずは手荷物検査と身体検査がありました。
飛行機のように厳しいものではなく、ただ通すだけです。液体物ももちろん大丈夫です。

次は出国審査。
こちらは少し並びましたが、そもそも並んでいる人数が少ないので、こちらもあっという間です。
アルバニアは出入国の際にスタンプは押されないようです。

審査場を抜けると、最後にチケットのバーコードをスキャンされていよいよフェリーに乗り込みます。

最後まで優しいアルバニア人、前を歩いていたおじさんが急に船の入り口で振り返り、私の30kg以上ある荷物と自分の小さいキャリーを交換するようにジェスチャーしてきて、荷物置き場まで運んでくれました!!

アルバニア人ほんと優しい…。
そして港の係員のおじさんには「どこからきたの?チャイナ?え〜チャイナじゃないの〜?」という定番の会話をされました(笑)。


ナイトフェリー船内のようす

レセプション

フェリーに乗船したら、まずレセプションに行って客室のカギを受け取ります。

このときにパスポートを預けるのですが、朝カギを返せばちゃんと返してもらえます。

私はカギを返したら違う人(相部屋のお姉さん)のパスポートを渡されそうになったので、帰ってきたパスポートはきちんとチェックしましょう。
相部屋でなければ間違われることはそうそうないと思いますが。


客室(船室)

船内
このように客室がずらっと並んでおり、カギを受け取ったら自分の部屋番号のドアを探します。


室内
客室の室内はこんな感じです。私は一番安い4人部屋を予約したので2段ベットが2台、ですが上段は誰も来ず、ヨーロッパ系のお姉さんと2人っきり(特に寝るだけで会話もせず)でした。


トイレ
室内にはトイレとシャワーも付いていました。


オープンエリア

レストラン
船内には客室以外にもレストランやバー、おみやげ屋さんなどが入っています。


カフェ カフェで余ったアルバニアレクが使えればな〜と思ったのですが、ユーロしか使えませんでした。


フリースペース
デッキスペースのみのチケットの人はこういうところで過ごしていたようです。


バーリに到着!イタリア入国まで

入国審査

バーリフェリーターミナル
バーリに到着すると、徒歩の人はターミナルの建物に向かって歩いていきます。

建物の外からEUパスポートとそれ以外に列が分かれていて、EUの方々はノンストップで進んでいき、EU以外のパスポート保持者(もちろんアルバニア人も)はけっこう待たされます。

30分ほどで入国審査場を抜け、最後に手荷物検査を受けて、入ってきた方と反対側の出口から外に出ました。


港から市街地に出るには

バーリフェリーターミナルのバス停 ターミナルの建物を出てすぐ左手に、フリーシャトルと書かれたバス停があります。

ここに来たバスに乗ると中央駅の方面まで行くことができます。

ちなみに運賃は1.5ユーロ。フリーじゃありませんでした…。


おわりに

アドリア海は波が穏やか、とよく聞きますが、本当にほとんど揺れることなく快適な船の旅でした。

私は実はめちゃくちゃ乗り物酔いする人(大人になってからもバスや船に酔って吐いたことあるw)です。

このフェリーで1泊というのもかなり不安だったのですが、こんな私でも酔わずに10時間過ごせたので、大抵の人は大丈夫だと思います。(天候にもよるかもしれません)


バーリ滞在中は日帰りでアルベロベッロに行ってきました!

www.yorotabi.com

その後、ナポリを経由して南イタリアへ。

www.yorotabi.com