※この記事は2018年夏の情報です。時刻表や料金は変更になっている可能性があります。
Mirë dita!こんにちは。
昨日、モンテネグロの港町コトルから、アルバニアのこれまた港町、ドゥラスという町にバスで移動してきました。
コトルのホステルで出会った方々も、これからアルバニアに向かう(もしくはアルバニアから来た)、という方がほとんどでした。
しかし皆さん行き先は国境の町シュコダルか、首都のティラナ。
ドゥラスへの行き方を書いても需要があるのかわかりませんが…
ドゥラスに着くまでにシュコドラとティラナも経由してきたので、多少は参考になるかもしれません。
そもそもアルバニアってどんな国??
北半分は旧ユーゴスラビアの国々(モンテネグロ、コソヴォ、マケドニア)、南半分はギリシャと国境を接していて、西側はアドリア海に面している国です。
変な国、として有名なアルバニア、“アルバニア”と検索すると出てくる情報は大抵
- 鎖国
- 無神国家
- ねずみ講
あたりではないでしょうか?
しかし現在は別に鎖国しているわけでも、ねずみ講が流行っているわけでもなく、教会もあるし、モスクもあります。
EUへの加盟もまもなくではないか、と言われているようです。
ただし雰囲気はヨーロッパというよりアジアに近い感じ、というかかなりトルコっぽい雰囲気です。
モンテネグロからアルバニアへの移動手段は??
アルバニアと他の国をつなぐ鉄道はないため、どこからどこへ行くにしろ国境をまたぐ場合は基本バスでの移動です。
コトル-ドゥラス間はどちらも港町なのでもしかしたらフェリーもあるんでしょうか?
今さら、ふと気づいたので未確認ですが。
飛行機もあるにはあるようですが、逆に近すぎて直行便はないようですので、現実的ではないですね。
ちなみにアルバニア国内は鉄道も走っているのですが、
[:ドゥラス駅の時刻表]
ご覧のように本数めちゃくちゃ少ないです。
コトルからドゥラスへ バスでのアクセス方法
バスターミナル
コトルのバスターミナルは旧市街から南に徒歩で5〜10分ほどの場所にあります。
充分歩ける距離です。が、旧市街の北側に宿を取っている場合はちょっと距離があるので、荷物が多い場合はタクシーを使った方が良いかもしれません。
ドゥラスのバスターミナルは町の中心部から北東に歩いて10分ほど、鉄道駅のすぐ横にあります。港への入口もすぐそばです。
しかしぱっと見、ただの駐車場にしか見えません(笑)。
チケットオフィスは旅行会社やバス会社ごとのブースがずらっと並んでいます(そういえばトルコもこんなんでした)。
バス停に着くとたくさんのおじさん達が「タクシー?タクシー?」と声をかけてきます。
ちなみに首都ティラナのバスターミナルはこんな感じ。
時刻表と所要時間
コトルのバスターミナル内、チケットオフィスの脇に時刻表が掲示されています。
シュコダルを経由してティラナまで行く便はハイシーズンで1日3本(緑色はハイシーズンのみの運行)、ドゥラスも経由するのはそのうちの1本だけです。
所要時間は時刻表上だと6時間ちょっと。…なのですが、結果的に8時間近くかかりました。
モンテネグロ国内はブドヴァとポドゴリツァを経由し、国境越えにかかった時間は1時間弱。
その後、シュコダルで半分ほどの乗客を下ろし、
しばらく走ったところで20分のトイレ休憩。
そして次の停留所はドゥラス。のはずが…
予定より1時間ほどの遅れをもって、ティラナに着きました。
バスはティラナの後にきちんとドゥラスまでたどり着いたので、
私は「ティラナも車窓観光できてラッキー!」くらいにしか思っていなかったのですが、
アメリカ人っぽいおじさんが激おこ。
17時に着くはずなのにドゥラスには一体いつ着くんだ!とか
ティラナの方がチケット高いのに先に着くなんておかしいじゃないか!(ごもっとも)とか。
他のお客さんに「それがアルバニアだから…」となだめられていました。
ドゥラスの方のバスターミナルには一覧できる時刻表などは見当たらず、バスの前でお兄さん達が行き先を叫んでいました(本当にトルコを思い出す…)。
料金とチケットの買い方
コトルのバスターミナルにあるチケットオフィスで購入できます。
前日に購入しに行き、25€でした。現金で支払いました。
カードで購入したい場合はget by busというサイトから購入できます。
ただ、ネット購入の場合はオフィスで手数料2ユーロを払ってチケットと引き換えなければいけないようです。
上にチラッと書いたように、首都のティラナまで行く場合は27€、シュコダルに行った人は18€くらいで買えたと言っていました。
ちなみにアルバニア→モンテネグロの場合は直接車掌さん(バスの前で行き先を叫んでいる人)からチケットを直接買えるのではないかと思います。
私はアルバニアから国際線には乗っていませんが、国内線は基本後払い制(バスに乗ってから車掌さんがお金を回収しに来る)でした。
おわりに
噂には聞いていたけれど、
アルバニア人、めっちゃ優しいです。とても話しかけやすい、というか話しかけてくれます。
バスターミナルからホステルに行く途中、5人ぐらいに道を聞いたのですが(←聞きすぎ)、
うろうろしてたらお姉さんがCan I help you?と聞いてくれたり、最後のおじさんは宿の入口まで案内してくれました。
さて、このアルバニアであと1週間ほどのんびりしたいと思います。
その後アルバニアについて記事を書きました。
またアルバニアクオリティのバスにやられています(笑)。