Hej!こんにちは。
年明け早々デンマークに到着し、第3の都市オーデンセと
首都コペンハーゲン近郊
を観光したのですが、そのオーデンセとコペンハーゲンの間に4日ほどデンマーク第2の都市オーフスの近くにある友人の家に滞在させてもらいました。
その4日間、大して観光もせずに何をしていたのかという、かなりどうでもいいお話です。すみません。
20歳前後のデンマーク人の子達ってこんな生活をしてるんだなぁ〜という一例だと思っていただければ。
友人の家は友達同士6人で始めたシェアハウス
私は昨年、ホイスコーレという18歳以上なら誰でも入れるデンマークの学校に5ヶ月間滞在していました。
そこで出会った友人達が、オーフス近くの部屋を借りて6人でルームシェアを始めたのです。
同じ学校の友人達なので住人は私にとっても全員知り合いです。
私は全くもって、自分から進んで友人を作ろうとするタイプじゃないのですが(←おい!)、
このルームシェアをしている子達は、連絡を取っていた子以外も比較的ホイスコーレ時代から縁のあったメンバーで、学校生活を思い出す楽しい3日間でした。
シェアハウスをしている6人について
この6人について簡単に説明をしておきますと、女の子が5人と男の子が1人。
年齢は一番若い子が19歳、最年長の子がたしか23歳?だったかな?全員日本人でいうと大学生くらいのお年頃なんですが、大学生は一人もいません(笑)。
デンマークでは、きちんと働き始めるのはアラサーくらいからが一般的です。
20代前半はフリーターしてみたり旅に出たり、それこそホイスコーレに行ったりしてから大学や専門学校に進学、もしくは大学を休学したり卒業したあとにホイスコーレに行く人も多いです。
私がボーンホルム島で一緒に働いた子も30代前半でしたがまだ学生でした。
私の友人達6人は、ホイスコーレを卒業したあと、オーフスに来て今後のためにアルバイトをしながらお金を貯めている状況です。
ただ日本の場合、飲食など接客業は人手不足とよく言われていますが、デンマークでは飲食店のバイトなんて全く見つからないそうで、6人中3人は介護施設でお年寄りのお世話をするバイトをしているそう。
「マジ介護しかない。」とのことです。
6月に学校が終わったので、それから約半年、私が訪れたタイミングは、ちょうどみんなが次の段階に進みはじめようとしているタイミングでもありました。
1人は1月からフランス語の語学学校に通い始め、1人は2月からコペンハーゲンの専門学校へ進学、1人は私のように農業ボランティアを始めようとしていて、残りの子達も、夏休み明けには大学や専門学校に進学しようか考え中。
私の滞在中に、みんなが「実は私も…」とか打ち明けはじめたので、これからこのシェアハウスどうなっちゃうのかな?という話を毎晩のようにすることになりました(汗)。
1日目
【昼】日本人の友達とシェアハウスへ
実はオーフスでは、ホイスコーレで出会った日本人の子とも会う約束をしていました。
せっかくなら一緒にシェアハウス遊びに行きたいな〜と思っていたらなんと!私が連絡をとっていたデンマーク人と同じ子に、ほぼ同じタイミングで「遊びに行っていい?」と連絡をしていたようで(笑)、無事に一緒に行くことになりました。
朝、駅で待ち合わせをして、バスに乗って友達の家に向かいます。
到着後はひとしきり再会を喜んで雑談をし、買い物がてら家の周りをお散歩したり…。
一緒に行った日本人の子はオーフスに滞在しており、宿泊はせずに夕飯後に帰って行きました。
【夜】バーに行こう!と誘われて…
夜は話の流れで?よし、じゃあ今からバーに行こう!という話に…。
この時点では特にゲイバーなどという話は聞かされておらず、「まつこも行く?」と聞かれ、せっかくなのでお酒好きなメンバーのうち、翌朝仕事のない3人と一緒に4人で行くことに。
オーフスに着いてバスを降りてから、「実は今からゲイバーに行くよ!前から入ってみたかったんだけどチャンスがなくて…今日こそ入ってみようと思うんだけど。」と(笑)。
2回くらいお店の前を通り過ぎて様子をうかがった後、勇気を出して(笑)みんなで入店。
デンマークのバーはきちんと全員、身分証を見せて年齢確認されます。
そして入ってみると、なんてことはない普通のバー。むしろ店員さんは女性もいるし(実は女性じゃなかったのか…?)、お客さんにも怪しい?人はほとんどいませんでした。
しかもなかなか注文できずにカウンター付近ででオロオロしてたら、日本人が珍しかったからか、近くにいたイケメンのおじさんがモスコミュール的なカクテルをおごってくれました。友達の分まで!!(イケメンのおじさんゲイだったのかな…?)
とまあゲイバーとはなんたるか、はよくわからないまま、楽しく呑んで帰ってきました。
2日目
【昼】ゴミ拾いイベント、Waste Hunt(ウェイスト・ハント)に参加!
前日は夜中まで飲んでいたので、この日は昼ごろ起きて、近くの街で開催されるゴミ拾いイベントへ。
メンバーはちょうどホイスコーレ時代にパーマカルチャーの授業を選択していた4人。
イベントの集合場所に着くと、ゴミ袋や軍手などを受け取って、ウェイストハントがスタートします。
1人がメモ担当で、何が落ちていたかを書き留める係、残りの3人でゴミを拾いました。
普段何気なく通っているような普通の道でも、茂みの中など意識して見てみると思った以上にゴミが見つかります。
2時間ほどゴミ拾いをして、集合場所に戻ると、コーヒーのサービスと景品のくじ引きが…!
4人中、2人はレゴブロックの商品券だったので小さい子供連れにあげてしまいましたが、私ともう1人は近くのショッピングセンターで使える100kr券をゲット!
みんなでケーキを食べようと材料を買って帰りました。
【夜】5人でぞろぞろとStand-Up Comedy(スタンダップ・コメディー)へ
夕飯を早めに食べて、夜はこの日もオーフスへ。
向かったのはオーフス大聖堂のすぐそばにある地下のバーのようなところ。
昼間に何度も建物の前は通ったことがあったのですが、夜にならないと看板が出ないので、こんなところにバーがあったとは全く気付きませんでした。
ここではスタンドアップコメディーという、欧米では定番のお笑いのようなもの、コメディアンが1人でマイクの前に立って話をするというショーが週に何回か行われています。
そのうち週に1回は英語でやっているということで、英語ネイティブの友人が言い出しっぺで、私を含め5人で行くことになりました。
英語の回だったこともあって、ドイツやスペイン、南米などからのお客さんもいました。(お客さんと対話形式で進むところも多く、もちろん私も「どこから来たの?」と聞かれました(笑)。)
そしてなんと、昨日のゲイバーでは見かけなかったのに、ここにきて超ガタイのいい女性の格好をしたおじさんが反対側の最前列に…。常に視界に入るので気になってしょうがない…。
それはまあ置いておいて、みんなで一人1Lずつビールを飲みながら、スタンドアップコメディーを楽しみました。
ちなみに一番面白かったのは、ダントツで司会のお兄さん。
というのも司会の方はイギリス出身で、やはり英語での話し方が上手いし、外国人から見たデンマーク人、というようなネタが多く、とても笑えました。
一緒に行った子達とも、やっぱりネイティブじゃない人が外国語で笑いをとるって難しいよね、という話になりました。
英語ネイティブの子も「特にルーマニア人の芸人さんとか、何が言いたかったのか全然わかんなくて途中から全く聞いてなかったわ!」と辛辣なコメント。
外国語って難しいです…。
3日目
【昼】ひたすらNetflix、からの買い出しへ
3日目は、連絡をとっていた一番仲の良い子が午後から仕事ということで、午前中は家でのんびり。
デンマークでは20年ほど前に流行ったフレンズというアメリカのドラマがいまだに大人気なのですが(デンマーク語の教科書にも出てくるくらい)、私は見たことがなく…。
えー!フレンズ見たことないのー!?となって、ひたすらNetflixでフレンズを見ることになりました(笑)。
登場人物たちがアラサーくらいの、だいぶ終盤のシリーズを見たようで、それまでの話が気になってしまいました…。日本に帰ったらNetflix契約したい…(笑)。
昼過ぎからは1人でオーフスの街中まで行って、お散歩兼お買い物。
一人の子が「お寿司食べた〜い!」というので、じゃあ作るよ!と言って材料を買い出しに行きました。
が、デンマークのスーパーには生食用の魚が売っていない!!
スペインやイタリアでは「SAKU」といってお刺身用の切り身が売っていたので、油断していました…。
スーパーを3,4件はしごしたけどどこにもありませんでした…国内で2番目に大きい都市なのに!
デンマークで寿司を作ろうとしている人は気をつけてくださいね。
というわけでやってきたのはアジア食材店。
ここで冷凍のサーモンを見つけたので購入。納豆も売っていたので、みんな嫌いだろうな〜と思いつつ買ってみました。
【夜】最後の夜はすしパーティー!!
そして夜、寿司食べたい!と言っていた子に手伝ってもらって、寿司を作ります。
にぎり寿司と、なぜかこの家には簀巻が1こだけあったのでそれを使ってのり巻きも。
ビーガンが2人いるので、エリンギ(これもアジアショップで購入)とアボカドのにぎりも作りました。
のり巻きは納豆巻き、かっぱ巻きと、余った具材いろいろな組み合わせで。
寿司寿司言っていた子以外は、意外とみんな「実は学校以外ですし食べたことないや!」という子が多かったです。
納豆は案の定、みんなおそるおそる口に入れ、…いらない、と(笑)。
タイに在住歴のある子だけが唯一食べてくれました(汗)。
4日目
【昼】最終日も、出発ギリギリまでNetflix!笑
翌朝、お昼頃オーフス発のバスに乗る予定だったので、午前中はまたもやひたすらNetflixでフレンズ鑑賞。
ギリギリまでドラマを観ながらのんびりしていたら、スマホのバッテリーチャージャー、充電器と変換プラグという一式を友人宅に忘れてきました😭
おわりに
4日間、デンマークのシェアハウスでとても楽しく過ごさせてもらって、ありがたい限りでした。
6人みんな本当に仲が良くて、かといってみんなでどこでも一緒に行く、というわけでもなく、それぞれ参加したいイベントには参加する、という感じでいい距離感だな〜と思いました。
私自身も、田舎の学校の中に住んでいたときにじは見られなかったデンマークの生活や文化を垣間見られてよかったです。
特になんの役にもたたない、まとまりのない文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。